
米連邦地裁はビットコイン創設者サトシ・ナカモトを自称するクレイグ・ライト氏が虚偽の証言を行ったとの判断を下しました。
「ライト氏は司法に反する」 – 米連邦地裁

I have found that Dr. Wright intentionally submitted fraudulent documents
to the Court, obstructed a judicial proceeding, and gave perjurious testimony. No conduct is more
antithetical to the administration of justice.
「ライト博士は、意図的に詐欺的な文書を裁判所に提出し、判決のプロセスを妨げ、証言で偽証した。司法にこれほど反するものはない」
翻訳引用 : Cointelegraph Japan
複数メディアが報じているところによると、米連邦地裁はライト氏にマイニングで得た利益のうち亡くなった元パートナーの取り分である50%を遺族へ譲り渡すよう命じました。
その中で判事は、ライト氏が元パートナーの遺産を巡る訴訟で、偽の文書を提出し虚偽の証言を行ったと判断しています。
また過去の裁判で不確定な情報が拡散されたことを懸念してか、念を押すように「裁判所はクレイグ·ライトがサトシ·ナカモトかどうかを決定するかどうかを求められてはいない」としています。
参考·引用 :
UNITED STATES DISTRICT COURT SOUTHERN DISTRICT OF FLORIDA CASE NO. 18-CIV-80176-Bloom/Reinhart | Kleiman v. Wright, 9:18-cv-80176 – CourtListener.com
自称サトシ・ナカモトにビットコイン40億ドル譲渡命令-米連邦地裁 – Bloomberg
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「クレイグ·ライトの売り圧」が無くなったとする見方も
複数のメディアによるとビットコイン市場の懸念材料となっていた、ライト氏が大量のビットコインを売ることにより価格が崩れるのではといった心配が無くなったのでは?との見方も出てきました。
ライト氏が再三に渡る裁判所からの要請に対しても自身の保有する約100万BTCを証明出来ていないことから下記の可能性が考えられています。
- 自身の語るように秘密鍵を預けていた管財人と連絡が取れなくなっておりアクセス出来ない状態である。
- 元から保有していなかった、もしくは既に売却されている可能性
その為ビットコイン市場が長年悩まされてきたライト氏の懸念が払拭されたのではとの声も上がっています。
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[set-news_under] Source: 海外の仮想通貨ニュース速報連邦地裁が自称サトシ·ナカモトを詐欺と判断