
11月5日、国内のセキュリティー技術者や三菱UFJ企業の技術者らが、9月に起きたZaif(ザイフ)ハッキングによる仮想通貨不正流出の犯人につがなる手がかりを掴んだと発表しました。
ホワイトハッカーの活躍により犯人特定の手がかりが判明
送金指示発信のIPアドレスを検出
朝日新聞の記事によると、9月に起きた国内取引所ザイフからの仮想通貨不正流出事件において、Monacoin(モナコイン)の送金指示を発信したIPアドレスの検出に至ったことが発表されました。
特定した3つのIPアドレスは、欧州にある3ヶ所の窓口を経由して仮想通貨を移動させいていたことが判明しているとのこと。
10月25日には関係当局に情報提供したとして、犯人特定の手がかりになる可能性があり、現在大阪府警が捜査に当たっています。
補足
IPアドレスとはネット上の住所のようなもので、今回の捜査では犯人の身元に繋がる重要な情報です。
IPアドレスとはネット上の住所のようなもので、今回の捜査では犯人の身元に繋がる重要な情報です。
国内のホワイトハッカー6名が活躍
中心人物となったのはセキュリティー専門家である杉浦隆幸(すぎうら たかゆき)氏で、三菱UFJフィナンシャル・グループのジャパン・デジタル・デザイン最高技術責任者(CTO)である楠正憲(くすのき まさのり)氏と学生を合わせた6人でハッキングを行いました。
学生のうち3人は「Tokyo Westerns」という世界的なハッカーチームのメンバーでもあり、「自分の腕とアイデアがどこまで通用するか挑戦したかった」と語っています。
リーダー役の杉浦氏は、匿名性が高いとされる仮想通貨でも犯人特定の可能性が出てきたことで、今後の犯罪抑止にも繋がると期待しています。
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